実際に支援を受けた
親御さんの感想

中学2年生 女子

娘が復学したのは中2の2学期終了3日前のことでした。とても寒い日だった事を思い出します。約1年ぶりに登校した娘を抱き合って「久しぶり」と笑顔で迎えてくれた友達がいてくれた事を聞いた時はとても胸が熱くなる思いでした。学校から帰宅した娘のホッとした顔は今でも忘れられません。

幼い頃から活発で自己主張が強く、言葉よりも手が先に出てしまうところがあり常に目が離せませんでした。トラブルがあるたびにお友達に謝り、その度に厳しく叱ってしまう事も多かったと思います。また気管支が弱く風邪をひきやすかった為、体調を悪くさせないように気を配っていました。今考えると神経質に育ててしまったところも多かったように思います。

家の中では黙って見守る事が出来ず、スムーズに生活出来るよう指示をして動かしたり先回りをして手助けをするような事を沢山してきてしまいました。朝なかなか起きない娘に起きるまで何度も起こしに行く私に、主人が「遅刻しないとわからないのだから起こさなくていい」と何度も言われてきました。その時の私は遅刻したら娘が困ると思い、なかなかやめることが出来ませんでした。それから娘は指示をしないと動かない子と間違った考え方をしていた事に不登校になって家庭教育を学び初めて気づく事が出来ました。体調不良から起立性調節障害と診断され、完全に不登校になってしまいました。どうして行けなくなってしまったのか娘も私もまったく分かりませんでした。

それからというものネットで起立性調節障害のことを調べ、小児科の薬やサプリメント、睡眠外来、カイロプラクティックを試し身体を治す方法ばかりを探していました。

良くなれば行けるのではないかと考えていました。

娘には病気が良くなるまでは学校のことは考えずゆっくりしようと話し学校の話題は避けるようにしていました。友達や家族と外に遊びに行くことも出来ました。完全に家に引きこもっていなかった事もあり、そのうち時期が来れば動き出せるだろうと見守っていた事が余計に不登校を長引かせてしまったのだと思います。

この時期ネットで復学への支援や家庭教育支援があると知りました。少し光が見えた気がしました。それから支援のお力を借り、2ヶ月ほどで復学させていただくことができました。復学してからはほぼ休む事なく順調に登校しています。制服姿を見ると復学させていただいた事への感謝の気持ちでいっぱいになります。友達にも囲まれて、楽しい学校生活を送っています。

復学していなかったらこんな日を迎えられていなかったと思います。辛い経験でしたが娘が不登校になったことで早めに大事なことに気づくことができ良かったと思いました。今まで当たり前のようにしてきたことが家庭教育を学び娘達の自立を妨げていた事に気づくことができました。

「頑張って学校に行って良かった」最近娘が話した事です。一瞬で復学した日の事を思い出しました。娘がそう思えるようになるほどこの1年で成長したのだと思います。周りの人に支えられてよく頑張ったと思います。

この言葉を聞き、娘に関わってくださった支援の先生方、学校の先生、お友達すべての方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからもこの気持ちを忘れず、家庭教育を実践して親子で成長していきたいです。


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