発達障害といわれましたが、どのような対応が必要でしょうか。
発達障害の中でも、コミュニケーション能力の欠如、こだわりが強いなどの特徴がある「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」や、不注意、多動、衝動性の特徴を持つ「ADHD」を総称して自閉症スペクトラムと呼びます。
自閉症は、言葉の遅れや知的障害を伴い、人とコミュニケーションをとることが困難であることが大きな特徴です。
高機能自閉症では、知的障害は見られません。
アスペルガー症候群の主な症状は「コミュニケーションの問題」「対人関係の障害」「限定された物事への興味やこだわり」ADHDの主な症状は「不注意」「多動性」「衝動性」です。
不登校、引きこもりなど学校に行っていない、会社にいっていないといった要因に脳機能の問題が影響している場合も多いです。
それらの場合は、学校や会社に戻れるようにアプローチする事も重要ですが、その子の個性を親が理解し、自己肯定感を高め、自立をサポートする事も大切になってきます。
私どもはお子さんやご家庭に合った家庭内対応を一緒に考えます。