新学期の再登校!不登校の親がしてはいけない対応とは?
皆さんこんにちは、家庭教育推進協会です。
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夏休みも後半になり、1学期に不登校だった子、五月雨登校や別室登校で不安定のまま夏休みを迎えた子も、新学期をきっかけに前向きに準備を進めているかもしれませんね。
不登校の子が再登校する際、親として出来るサポートをしてあげたいと思うのは当然の親心です。
しかし、過干渉や過保護になどによって「学校が親と子の共有の問題」もしくは「学校は親の問題」と間違って捉えるようになってしまうことがあります。
「ゲームを買わないならもう学校行かない!」
「送ってくれないなら学校に行ってらやないからな!」
「行こうと思ってたのにお母さんがうるさいから行けなくなった!」
というような発言が出ていたら要注意!
親の問題にさせようとする子どもにも問題がありますが、過干渉などで子どもの問題と捉えさせなかった親の責任でもあります。
では、過保護・過干渉になり過ぎないサポートとはどんなものなのか?
今回は家庭教育の視点から自立を促す親の対応を紹介します。
①起こし方
不登校になると昼夜逆転の生活になる子も多く、朝から登校するリズムが不安定です。
声をかけるのであれば「起きなさい!遅刻するよ!」という行動を促す起こし方をしてしまうと、先程上げたように「うるさいな!うるさいからもう行かない!」と反発される可能性があります。
起こす時は、「〇〇時だよ」と時間を伝えてみて下さい。時間の感覚が多少ズレていてもそろそろ起きなくてはという時間はわかっているはずです。しつこく過干渉になり過ぎない程度で声をかけましょう。
②朝ごはん
再登校の日は、緊張から食事が喉を通らないという子もいます。
「牛乳だけでも飲んだら?」「ほら、ヨーグルトだけでも食べて行きなさい」など過保護にならず、好きに食べるかどうかを決めさせてあげましょう。
食べやすいものを置いておくというのが1番良いですね(^^)
③学校の準備
何を準備すれば良いか、学校からのプリントなどを渡し事前に教えてあげましょう。持ち物の場所などわからない事があれば一緒に手伝ってあげても良いです。
自分の事は自分で出来るようにさせたいですね。
お母さんやお父さんが全て揃えて準備してしまうという事がないように注意しましょう。
④送り出し
車で送迎している親御さんも多いかもしれません。
車での送迎は癖になってしまうので、徐々に自分で行けるようにしたいですね。
最初の1週間まで、今月まで、など期間を決めて自力登校の目標設定をしましょう。
これは全て新学期の当日サポートですが、再登校までに必要な持ち物の準備も早めから急かすと反発が出るので、1週間〜前日までの間に用意しましょう。
夏休み中、子どもが「学校に行く」と登校意思を見せているなら信じて待つ事が大切です。
何度も言いますが、あれもこれも心配だからと過保護・過干渉になり過ぎないように
注意しましょう。
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