子育ては友達親子に気をつけて


みなさん、こんにちは。

家庭教育推進協会理事の佐藤です。

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ←ランキング応援お願い致します。
にほんブログ村

 

さて、今回は家庭教育において持っておきたい考え方をご紹介したいと思います。

 

「イクメン」という言葉が出てきて久しい昨今、子育ては母親だけがするものではなく父親も子どもとかかわり、ときには負担がかかりやすい母親を精神的にもサポートすることが大切という考え方が浸透してきているように思います。

 

その考えが浸透している中で最近よく見られる家庭の傾向としては親子の関係が「友達感覚」に近い感覚の関係になっているということです。

不登校にもよくこのような親子関係が影響している事があります。

この「友達感覚」関係にある傾向が問題というわけではありません。

ただ、その関係にあることで子どもに問題行動が見られるようになってもその行動を抑止できなくなっている家庭が多いということが問題と思われます。

 

その「友達感覚」にある家庭で陥りやすい状況としては家庭内の会話が子どものレベルと同レベルの会話になりやすくなります。

要するに、親子の会話なのに友達同士のような会話が多くなっていきやすくなります。

そのように親子なのに友達同士のような会話が家庭で増えていくと、しつけとして叱らないといけないときにも子どもは友達同士の喧嘩の延長のように捉えてしまって、叱られているという感覚を持たなくなってしまいます。

そうなると、親の威厳を保つことは難しくなっていってしまいます。

 

親の威厳がある家庭では、不登校や非行の初期段階であれば親が叱ったり、考えを正すように諭したり、不安な気持ちを共感的にくみとってやったりすることによって子どものそういった行動を抑止することが可能になります。

 

つまり、ここで言いたいことは、普段は友達感覚のように近い距離間の親子関係であってもいいが、締めるときは締められるメリハリのある親子関係を保っておくほうが、子どもが社会に反する行動をとってしまうことがあっても家庭が抑止してやれるだろうということです。

そのためには、親しい親子関係の中にも子のレベルに合わせた言い合いは極力避けて親としてという立場を保つことを意識して親子のコミュニケーションをとってやってもらいたいということです。

夏休みのお知らせ

弊社の夏季休業期間は『8月13日(火)~8月15日(木)』までとなります。

 

 

 

おすすめ記事