子どもとの関わり方〜上級編〜
皆さんこんにちは、家庭教育推進協会です。
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前回は電話カウンセリングの相談でも多い「子どもとの関わり方」初級編について書きましたが、今回は上級編です。
不登校に対する考え方は様々です。家庭教育では、子どもが学校という社会に適応できるよう、子の自立を目標とし「子どもの問題を親が所有しない」「過干渉・過保護をしない」「指示、命令、提案を控える」という対応を学びます。
不登校になると、子どもの問題を子ではなく親が処理してしまうケースが多く、[過干渉・過保護]になりやすいと言われているからです。
家庭教育推進協会の問い合わせ相談では、ほぼ100%と言って良いほど親子関係の癒着が見られます。
子どもが動かないので親が手を出してしまう、これは赤ちゃんから子育てをしている母親であれば仕方ない事でもあります。母親の本能なのかもしれません。
「私があの時こうしていれば、、」このセリフを聞くと悲しくなってしまいます。
あの時はその選択しか無かった。そう信じ、前を向いていきましょう。
前回も書きましたが、子の自立を伸ばす為に、親自身も子どもとの距離を取ったり、過干渉を控え、指示、命令、提案をなるべく避ける対応をします。
これは放任ではなく、しっかりと論理的な意図がある事を理解して下さい。
この対応は子が自分の事を自分で出来ない状態を克服させる為、つまり自立を促す対応になります。
復学後、ある程度自立し、成長を感じていれば厳しくこの対応を継続する必要はありません。
復学支援を卒業され、子どもとの距離が離れたままの親御さんは多く見られます。
それは外社会との繋がり(友達や恋人)が出来き、以前の母子依存が消えたという事でもあり、喜ばしい事なのですが、今回は上級編です。
家庭教育で子どもは自立した。その後、子どもとの関わり方はどうしたら良いか?
「そこのティッシュ取って」と、子どもに言われ、自立させなきゃと「自分で取って」と突き放していませんか?
「鍵忘れた、玄関の外にいるから持って来てくれない?」と言われ、「お母さんは持っていかないよ」と突き放していませんか?
何事もやり過ぎは注意です。
「過干渉・過保護」も「自立を促す」どちらにも言える事です。
やり過ぎないバランスを見つけて下さい。
このバランスは、子どもの状態や年齢、成長によって変化させるものです。
復学して何年も安定していれば不登校初期の対応は必要ないかもしれませんよ?
学校へ毎日継続して行けていれば忍耐や社会性は身に付くはずです。
鍵を忘れて、学校まで持って行くのはやり過ぎですが、玄関先までなら家庭内で普通にある「優しさ」や「思いやり」の範囲内です。
子どもとの関わり方や距離感は家庭と子どもの状態によって様々です。
気になる方は一度協会へご相談下さいね。
家庭教育推進協会へのご相談は こちら