感謝を伝えられる子は幸福度が高い?!
皆さんこんにちは。不登校に悩む親御さんのカウンセリングや、不登校に役立つ情報を発信している家庭教育推進協会です。
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子どもが不登校を経験すると、周囲の優しさに感謝を伝える機会が増えますよね。
例えば、欠席した日に授業内容を伝えてくれる担任の先生。朝、登校する時に誘ってくれるお友達、その親御さん。
考えてみると頭を下げてばかりですが、感謝は人間関係の基本です。思いやりの行動に感謝することで「また協力できることがあれば頼ってね!」と言ってもらえるものです。
皆さんのお子さんは周囲に感謝を伝えることができていますか?
感謝するメリットは学問の世界でも広く認められており、日常的に感謝の気持ちを忘れない人ほど幸福感が高く、健康的な暮らしを送りやすく、さらには貯金まで増えるとのデータまで存在します。感謝の気持ちはそれだけ人間関係を良くし、人生を良い方向に導く力を持っているのです。
しかし、そうは言っても、つい感謝をおこたりがちなのが人間でしょう。決して他人へお礼したくないわけではなく、「なんとなく照れ臭い」や「わざわざ感謝しなくても、こちらの思いはわかってくれるだろう」といった気持ちになり、相手にお礼を言うのを避けてしまうのです。
感謝のメリットを実際よりも低く見積もり、相手へのお礼をひかえてしまう心理を「感謝の誤算」(感謝ギャップ)と呼びます。
感謝の誤算について研究したシカゴ大学の研究チームは、被験者に仕事仲間への感謝の手紙を書くように指示。「その仕事仲間が自分の人生にどれぐらいの影響をあたえたか?」や「同僚の存在によりどれだけ助けられたか?」などを便せんにしたためさせ、さらに「相手が手紙を受け取ったらどれぐらい喜ぶだろうか?」と予想するように言い渡しました。
その後、手紙を実際に仕事仲間に送ったところ、「感謝の誤算」を解除する効果は予想以上でした。ほとんどの被験者が「急に手紙なんて送ったら変に思われるだろう」と予想したにも拘らず、実際に手紙を受け取った人達は例外なく大喜びしたのです。
つまり、人間には「こちらの気持ちは相手に通じているに違いない」と思い込む傾向があり、私達の多くは、感謝の効果を甘く見過ぎているのです。
相手へお礼の気持ちを伝えるだけで大きなメリットが得られるのですが、不登校の子は他人に感謝を伝えることを苦手とする子が多いです。
【親の背を見て子は育つ】ということわざがあるように、親が立派な言葉をかけても、親の日々の生活がいい加減なものなら、何の説得力もないということです。
まずは親がお世話になった方へ感謝を伝える姿を見せましょう。「ありがとう」だけではなく、具体的にその人のどういった行動に感謝しているのか伝えて下さい。
感謝することで人間関係が円滑に、そして愛される人になれるという事のお手本になれれば子どもも自然と感謝する子に育つのではないでしょうか。
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