不登校の子は自尊感情が低い?
皆さんこんにちは、家庭教育推進協会です。
ブログ応援して下さい→
にほんブログ村
8月も終わり、今日から9月ですね!
新学期が始まっている子ども達もいますが、9月から本格的に授業がスタートしますね。
夏休み前に登校が不安定だった子達は、「夏休みにゆっくりして新学期に向けて頑張る!」と言い、いざ新学期が始まると動けない。という事が多く見られます。
宿題などの準備も、用意も出来ていて登校できない原因の1つに「自尊感情の低さ」があります。
自尊感情とは
その名の通り、自分を尊ぶ気持ちです。
自分が自分を価値あるものとして大事にする気持ちの事です。
似たような意味の言葉として自己肯定感があります。
自尊感情が低い子にはこの様な特徴が見られます。
・消極的
・自分を受け入れられない
・他人を認めない
自分自身の短所や長所を認める事ができなければ成長もできませんし、他人を認め、優しくする事も難しくなります。
自尊感情が低くなってくるといわれている小学校中学年から、学校教育でも自尊感情を高める為に、2分の1成人式という授業があります。
ご存知でしょうか?
子どもの頃の写真を貼ったり、成長に合わせて「自分史」というものを作成します。
自らの成長過程を親から聞き、自分を見守ってくれた周りの人々に感謝しながら、できるようになったことを客観的に認知するというのが目的の授業です。
最近お子さんの成長をしっかり認めていますか?
不登校や行き渋りを経験すると、どうしても子どもの短所に目がいきがちですが、それは常に先の成長を求めているからです。
過去に比べ出来るようになった事など、わざわざ褒める必要はありませんが、この子も成長したな〜。と立ち止まって思い返してみて下さい。
その成長を感じる事で、親も親としての成長を実感できるはずです。
日本人は自尊感情が低く、ネガティブになりやすいと言われています。
夏休み最後の週末に、「子どもの成長を見つめ、親としての成長を認める」という事をしてみてはいかがでしょうか。
新学期からまた毎日継続登校に奮闘しなければいけません!自分自身の成長と子どもの成長を感じ、心に余裕を持って対応したいですね!
さあ、お父さんお母さん、9月も頑張って子育てしていきましょう!