シックスポケット
寒い寒い寒い!(>_<)寒い日が続きますね!皆さんこんにちは。坂下です。
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【シックスポケット】という言葉ご存知でしょうか?
今の子どもは「6つの財布」支えられているという意味です。
つまり、少子高齢化でひとりっ子が増える中、父親、母親、双方の祖父母、すなわち合計6人が、1人の子どもにお金をつぎ込むという構図が生まれているそうです。
ひと昔前は、今より貧しく、子どもも多く、周囲の大人が進んで何かを子どもに買い与えるなどめったにないことでした。
物が豊かになったのは良いのですが、その現状に大人が流され、我慢を教えることの大切さを忘れてしまっているかもしれません。
この冬休み、お子さんはどうでしたか?サンタさんが何人もいませんでしたか?
私の知り合いの子は、おばあちゃんにクリスマスプレゼントを前借りし、サンタさんのプレゼントも前借り、もう一方のおばあちゃんには〇〇を買ってもらうんだ!としっかり予約済みでした。
、、、、うらやましい(^_^;)
物がないという状態は、当然、人に多くの我慢を強います。
それが、やがて打たれ強さとなり、生きる力となっていきます。
子どもは何か欲しいものがあれば、自分から言い出すはずです。
欲求を訴えてきて初めて、私達大人は「買い与えるのか」「与えないか」を考えれば良いのです。
本当に必要なら、買ってやれば良いですし、そうでなければ厳然たる態度で我慢させる事が大切です。
それを先回りして何でもかんでも与えてしまうから、子どもは欲求をきちんと自分言葉で、順序を踏んで、伝える事すら学べません。
手に入れる為の工夫や、誕生日、クリスマスなどイベントまで指折り数えて待つ忍耐強さも、身につきません。
それを学んでいない子は、買ってもらう立場なのに、あれ買え!これ買え!と偉そうに主張します。
ある教育者が、「子育ては、心と愛情、そしてそれ以上に技術です。」と言っていたのを聞いたことがあります。
家庭教育は子育てのヒントや技術を学ぶところです。
我慢を教えるヒントは、まず私達周囲の大人が買ってやりたい欲を抑え、我慢しましょう。
お父さんお母さんが我慢できなければ、子どもに我慢を教える事はできません。
我慢を教える技術は、子どもが何か要求し始めるまでじっと待つことです。
彼らが必要か必要でないか考えほしい!と答えを出すまで待ちましょう。
そして要求してきたら誕生日やクリスマスなど特別な日まで我慢させてみて下さい。
やっと買ってもらえた物を大切にする気持ちや、買ってもらった人に感謝する気持ちも我慢を通して身につけてほしいですね。
ヒントも技術も普段からの積み重ねです。
子どもに要求され親が根負けして要求を受けてしまうと、いつまでたっても我慢が身につきません。
我慢=自制心です。
ただ子どもを耐えさせ抑えつける事が目的ではなく、自分自身をコントロールできる大人になってもらう事が目的です。
我慢が身につくまで家庭教育で学んだヒントや技術を使い、子育てを焦らず子どものペースに合わせ教えてあげましょう(^^)
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