新型コロナが家庭も崩壊させる!?今できる家庭教育の実践。


皆さんお久しぶりです。
家庭教育推進協会です。しばらく間が空いてしまいましたが、皆さんお元気でしょうか。
新型コロナウイルスによって大変な状況が続いていると思いますが、私たち協会スタッフはいつもと変わらず元気にしております。皆さまどうか気をつけてお過ごし下さい。

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最近では、「コロナストレス」と呼ばれるものまで出てきましたね。
外出自粛制限長期化で外での犯罪は減っていますが、家庭内での問題が大きく増加しています。
コロナ離婚」「コロナDV」などがニュースで取り上げられている程です。

当協会でも家庭内で起きる問題が増え、相談も多くなっています。
新型コロナウイルスによって家庭でどの様な問題が起きるのか?その対策も合わせてお伝えします。

  • コロナ休校による子どものストレス

  • 外出自粛要請で起こる問題

  • 児童虐待・家庭内暴力(DV)の現状

  • 子育てに家庭教育を取り入れよう

  • 不登校、子育ての相談機関

 

コロナ休校による子どものストレス

 

3月2日から始まった休校要請は各地に広がり、そのまま春休みに突入、感染者数の多い自治体では大型連休最後の5月6日まで休校延長と発表されています。

4月から新1年生として中学や高校に入学した子ども達は新しい友達作りや勉強をすることができないまま、不安な日々を過ごしています。

本来なら友達や家族とディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどの遊園地に出かけ楽しく過ごす春休みの予定でしたが、自粛要請となり自宅から出られず、毎日スマホゲームをして過ごす繰り返しです。

休校当初は子ども達も学校が休みとなり喜んでいましたが、毎日のゲームにも飽き、大量に出された宿題に追われ無気力になりつつあります。生活リズムも乱れ、昼夜逆転している子も多いでしょう。

不登校の子の中には「休んでいても楽しくない、疲れる。」と言う子がいますが、今全国で行きたくても行けない不登校症状の子ども達が急増しているのです。

 

 

外出自粛要請で起こる問題

 

子どもの休校と親の在宅勤務、さらに外出自粛要請が重なり家族が同じ場所で同じ時間を過ごすことが増えました。

「在宅勤務で仕事をしようとしても子どもがうるさくて仕事に集中できない!」

 

「勉強しなさいと親がうるさくてやる気が失せた!」

 

「家族全員が家にいるのに手伝ってくれず、家事が大変!」

 

ただでさえストレスから親子喧嘩になりやすい状況ですが、不登校や引きこもりなどの問題を抱えている家庭はなおさらです。

口げんかから子供への虐待、家庭内暴力もへのリスクも懸念されています。

新型コロナにより外出自粛となり、家庭内暴力(DV)が世界中で増加しています。

このデータを見ても分かるようにフランス30%増、アルゼンチン25%増、シンガポール33%増。
このほか、アメリカ、カナダ、ドイツ、スペイン、イギリスなどでも被害の拡大が確認されています。

日本だけでなく、世界中の家庭で外出自粛のストレスにより家族間での問題が起きてしまっているという事です。

 

児童虐待・家庭内暴力(DV)の現状

 

児童虐待や家庭内暴力は親から子だけに限らず、子から親への暴力も増加しています。

最近では東京都練馬区で元農林水産事務次官が長男を殺害したとされる事件が改めて家庭内暴力(DV)の深刻さを浮き彫りにしました。

平成29年度版犯罪白書によると、平成28年度の少年による家庭内暴力の認知件数は、2,676件とされています。

近年、少年による家庭内暴力は増加しており、平成28年度の認知件数は平成19年度の1,213件の約2倍となっています。

平成28年度版白書によると、家庭内暴力を行う学年では中学生が1,277件と最も多くなっています

また、暴力の対象となるのは、母親で全体の約6割を占める1,658件なっています。

この数字はあくまで警察が認知している家庭内暴力の件数で、警察に認知されていない家庭内暴力もあると考えると実際の家庭内暴力の件数はさらに多いと思われます。

 

子育てに家庭教育を取り入れよう

親子間で起きる問題の多くは親の過保護・過干渉がきっかけです。

休校と在宅勤務により親子の時間が増えたという良い面もありますが、逆に親が子どもの行動を監視してしまうという悪い面も見えてきます。当協会の相談で多いのは、以下の4つです。不登校の子と同じような状況が今全国の子どもに見られます。

 

  • 朝起きない、夜寝ない

  • 1日中ゲームばかりしている

  • 勉強をしない

  • 体を動かさず家でゴロゴロしている

 

この状態は、学校に行きたくても行けないという子どもの心理を理解した上で見ると次のように変わってきます。↓

 

  • 朝起きないのは学校がなく決められたプログラムが無い

  • ゲームばかりしているのではなく、外出できずゲームしかやることが無い

  • 学習計画やカリキュラムが曖昧で勉強や課題を進めにくい環境だ

  • 体を動かさないといけないというのは「しなくてはいけない」ことではなく「できたらよい」という考え方

 

皆さんいかがでしょうか?休校だからエネルギーに満ち溢れているはずだと感じている親御さんも多いかもしれませんが、実際の子ども達はやることが無いと毎日退屈して無気力になっています。子ども達がやろうと動き出す前に先回りし、「早くやりなさい!」と干渉すると大きなトラブルに発展します。

歯磨きやお風呂の問題も、「本当に今言うべきか?」「それは子どもの問題で親が口出すことではないんじゃないか?」と【問題所有】に対して自問自答してください。

家庭教育は子どもへの過干渉・過保護を控え、子ども自身が動き出そうとする力を信じて見守る姿勢が大切です。そして、自分で出来たという経験を作ることで自己肯定感が育ち、自立した「人間力」のある子に成長してもらうことが目的です。

 

不登校・子育ての相談機関

 

変化が速い今の時代には子どもの成長や性格に合わせた家庭内対応が求められ、親の学びが子どもの今後の成長に大きく影響します。

不登校や引きこもりになってしまえばいろいろな情報によって正解が分からなくなってしまいます。

完璧な子どもがいない様に、完璧な親なんていません。

家庭教育の考え方は、不登校や引きこもりの親御さんだけでなく子育てをするすべての親御さんに向けた「子育ての教科書」のようなものです。

子どもと一緒にいる時間が長い今だからこそ自分の家庭を見直し、子育てに困らない親の対応を学んでください。

家庭教育推進協会は10年以上不登校、引きこもり支援の臨床経験があるカウンセラーがご家庭やお子さんの性格に合った家庭内対応をアドバイスいたします。

初回電話カウンセリングは無料です、お気軽にご相談ください。

 

家庭教育推進協会HP

無料相談はこちら→無料相談申し込み

 

 

子ども達のストレスを少しでも解消できるように当協会では支援中の方を対象とした「オンラインカウンセリング」を無償で実施しています。ご希望の方は担当の先生にご相談ください※状況によっては対応できない場合があります。

 

 

 

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