責任感のある子を育てよう
皆さんこんにちは、家庭教育推進協会です。
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過保護・過干渉をしてしまう親の心理には、子どもに失敗させたくないからという『親心』があるからです。
この『親心』によって子どもの『失敗体験』が少なくなると、『責任感』の貧しい子になるということを知っておいてください。
毎朝子どもを起こす為、怒鳴ったり、揺さぶったり、窓を開けたりして起きるまで必死に頑張っているお母さんが多くいらっしゃいます。
そして遅刻しそうになると「遅刻したらかわいそうだから」と子どもを学校まで送迎してしまいます。
その様な家庭で育った子どもは、遅刻した時に決まって「お母さん、なんで起こしてくれなかったの!」と毎朝起こしてくれているお母さんを責めます。
「起こしたよ」と返すお母さんもいますが、「ごめんね」と謝ってしまうお母さんもいます。
子どもより早く起き、家事をこなし、朝起こして怒られる。。。子育てが嫌になって当然です。
子どもの事で親が子どもよりせかせか動いてしまうと、でいつまでたっても『責任感』が身に付きません。
学校の準備も朝起きるのも子どもが『自分の為』に動くことです。
親が一生懸命やりすぎてしまうことで、子どもは自分の問題ということを知らず、または忘れてしまいます。
不登校になった子が親に「ゲームさせないなら二度と学校に行かないぞ!」と怒る行動がまさに問題をはき違えた子どもの心情を表しています。
遅刻したら親のせいにするのではなく、「遅刻したのは夜中までゲームをしていたからかな?」「もっと早く寝ないといけないな」と自分の行動を振り返り反省する、これが責任を持つということです。
『自分の失敗』と感じなければ『責任』も『反省』も身に付きません。
『自分の失敗』と感じさせるためには、子どもの問題を親が肩代わりしない、つまり失敗から学べると見守ることが大切です。
子どもの事を思ってやった親の行動に対して【感謝】がなかったら、その行動は過保護・過干渉なのかもしれません。
ご夫婦で意見を交換し合ったり、紙に書き出してみたり、皆さんも毎日の子育てが過保護・過干渉になりすぎていないか見直してみましょう。
家庭教育相談士や家庭教育推進協会へ相談すると自分では気づいていなかった視点が見つかるかもしれませんよ。
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