家庭教育相談士研修を終えて
皆さんこんにちは、不登校に悩む親御さんのカウンセリングや、不登校に役立つ情報を発信している家庭教育推進協会です。
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今年も緊急事態宣言中のGWでしたね。
旅行や外出のできない休日は退屈で親子共にストレスが溜まります。
新型コロナにより自宅で過ごす生活が増え、経済的困窮、親子の関わり方にも深刻な影響を及ぼしています。
中でも虐待の問題は大きく、2020年に児童虐待として児童相談所が対応した件数は19万7836人(前年比6%増)に上がったことが4月16日、厚生労働省の統計で発表されました。
虐待と聞くと、子どもの身体を傷つける暴力を思い浮かべるかもしれませんが、心を傷つける言葉を浴びせることも虐待になります。
子育ては毎日本当に大変です。
子どもがいうことを聞かないからイライラする、腹が立つ、などは子育てをしている親の多くが経験することでしょう。
怒鳴ったり手が出てしまうこともあるかもしれません。
体調が悪くても変わってくれる人がいない環境で頑張っている方もいます。
子育ての大変さや悩みを一人で抱え込むのではなく、少しでも悩んだら相談できるそんな人と人との関わりや居場所が求められています。
家庭教育推進協会では子育てに悩む相談者に寄り添い、不登校や引きこもりの悩みなどを相談できる家庭教育相談士の活躍を応援しています。
先月4月24日に行われた家庭教育相談士のスキルアップ研修では全国の家庭教育相談士の方が熱心に学びを深めました。
今回は簡単ではありますが、講義内容をブログにあげさせていただきます。
これから家庭教育相談士を受けようと思われている方の参考にもなればと思います。
講義は【初回面談5つの問題点】というテーマで相談者が萎縮してしまわないようにどのように面談を進めていくかを具体的な例を使い説明しました。
初回面談で陥りやすいのは「経験者の問題」「早すぎるフォーカスの問題」が考えられます。
家庭教育相談士は不登校経験から復学した親御さんが多く、「学校復帰」という目標を強く持っておられる方が多くいらっしゃいます。
しかし、不登校の問題は「復学」が全てではありません。最近はフリースクールや適応教室などの充実も進み子どもにあった選択が可能です。
相談士の経験が相談者にとって正しいとは限らないということ。これが「経験者の問題」を回避する鍵になります。
「早すぎるフォーカスの問題」とは、母子依存などの相談と聞くとすぐに「過干渉・過保護になっている」と紐付けてしまったり、相談者の話をしっかり聞かず面談を進めてしまうことです。
不登校の問題はデリケートな問題なので、話したいことは何なのか?共感や傾聴の姿勢を忘れず対応することが大切です。
その他にもいくつかの問題点を学び、実際に少人数でロールプレイを行いました。
今回の研修はコロナ感染対策の為オンラインのZOOMを使い画面上でのロールプレイでしたが、これがまた難しい!間の取り方や進行など、相談士も頭を抱えながら頑張っていました。
研修はロールプレイを必ず行うようにしています。頭で考えていても実際にやってみると上手くできないことが多くあるからです。
これは家庭教育でも同じことが言えます。
失敗や恥ずかしさを恐れず実践する勇気が成長に繋がります。
今回の研修に参加された相談士の皆さん、ありがとうございました。
今回の経験を活かしどんどんスキルアップしていきましょう!
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